まだまだ根深い傷跡が

妻の実家への帰省を利用して福島の海岸線を回って来ました
私は昨年4月の終りと10月にも回って来ましたが、妻も子どもたちも震災後初めての経験です

小名浜ララ・ミュウ脇の埠頭は立ち入り禁止の状態です
地盤沈下で波をうったままです

塩屋埼灯台周りの海は何も無かったかのように穏やかな様子です
目を転じてみると

今は無き生活の名残りがあちこちに見受けられます

学校のグラウンドには今も瓦礫が山になったままです
だんだん記憶が風化されて行きそうですが何も変わってはいません
私たちはこの現実を忘れてはいけませんし、目を空してもいけなません
あの悲劇を胸に刻み込む必要があるはずです
同行した子どもたちも自分たちの感性で心に残ってくれればと思っています