各現場で工事が進められています
無垢の国産材、主に埼玉県産材を多用するため何でも出来ている工業製品というわけにはいきません
したがって現場で加工場で大工さんの手による加工が付き物です

こちらは階段の造作中
最近では階段もプレカットで加工されることがほとんど
大工さんが墨付け・手加工で納めているところは少なくなりました

こちらは床板のエンドマッチ加工
杉の30mm厚の無垢板です
床の張り方向が変わるところではこんな加工が必要になります

この向きの変わるところの凹部分に、大工さんの加工した凸部分がかまされます
この細工をしておくことで床鳴りや沈み込みの原因を減らす効果があります
メーカー製の工業製品を扱っているわけではありませんので、どうしても大工さんの手間暇が必要になります
この一手間が後々の問題を未然に防いでくれることにつながります
ちょっとした事の積み重ねが大きな山をつくってくれるんです
大工さんにはいつも感謝です！