今年も夏休みの木工教室へ

木工教室

毎年恒例になっている、さいたま市の日進公民館での夏休み木工教室。

今年もお声がけいただき、お手伝いに行ってきました。

日進公民館とのお付き合いは、もう10年以上になります。

毎年夏休みになると、公民館主催の木工教室に呼んでいただいています。

今回も、以前から一緒に活動している常山棟梁と私の二人で参加しました。

今年も定員を超える人気でした

今回参加されたのは14組ほど。

毎年、定員を超える申し込みがあり、キャンセル待ちも出るそうです。

締め切ったあとにも、「あと一組、二組増やしても大丈夫ですか?」と相談されることがあり、ありがたいことに公民館の夏休み企画として定着しているようです。

なかには以前参加したことのある子もいますし、「お兄ちゃんが前に参加していたので、今度は私が」というご家族も。

毎年続けていると、そんなつながりが出てくるのもうれしいですね。

中学生のボランティアも大活躍

今回も近隣の中学校から、3人のボランティアが参加してくれました。

そのうちの一人は、昨年も手伝いに来てくれた男の子です。

今回印象的だったのは、3人ともとても積極的だったこと。

参加している子どもたちやお父さん、お母さんに自分から声をかけて、作業を手伝ったり、困っているところをサポートしたり。

こちらから、「これやって」と言わなくても、周りを見ながら自然に動いてくれていました。

以前は、ボランティアで来ても「何をしたらいいのかな」という感じになることもあったのですが、今回は本当に一緒になって木工教室をつくってくれている感じでした。

頼もしかったです。

何をつくるかも、自分で考える

この木工教室では、「今日はこれをつくります」という決まったキットを用意していません。

使うのは、埼玉県ときがわ町の杉材です。まず、「何をつくろうかな?」と考えるところからスタートします。

材料を見ながら、箱にしようか、棚にしようか、それともまったく別のものにしようか。

考えて、寸法を決めて、ノコギリで切って、金槌で釘を打つ。

途中で、「やっぱりこっちの形にしよう」となっても構いません。

最初に考えたものと、最後に出来上がったものが違っていても、それはそれでいい。

思ったとおりにいかなかったら、その場で考えて変えてみる。

そこも含めて、木工の楽しさだと思っています。

お父さんも、お母さんも一緒になって

木工教室なので、もちろん主役は子どもたちですが、お父さん、お母さんも一緒になって作業します。

今年は、お父さんの参加が少し多かったように思います。

以前はお母さんの参加が多い年もありましたが、最近はお父さんが一緒に来られるケースも増えてきました。

とはいえ、聞いてみると、「ノコギリを使うのは中学校の技術の授業以来です」というお父さんも。

普段の生活で、ノコギリや金槌を使うことはなかなかありませんからね。

気がつくと、子どもよりお父さんのほうが真剣になっていたりします(笑)。

それも、この木工教の面白いところです

ノコギリも金槌も、自分で使ってみる

この木工教室では、子どもたちにも実際にノコギリや金槌を使ってもらいます。

刃物を使うので、「子どもにそこまでやらせて大丈夫?」と聞かれることもあります。

もちろん最初に道具の使い方を説明して、大人が見守りながら作業をしますが、子どもたち自身も刃物を使うときは自然と慎重になります。

長く木工教室を続けていますが、幸いノコギリで大きなケガをしたことはありません。

今回もバンドエイドの出番すらなく、みんな無事に作業を終えることができました。

何でも危ないからやらせないのではなく、きちんと使い方を教えて、実際にやってみる。

木を切る感触や、釘を打つ感覚も、やってみないとなかなか分かりませんからね。

ときがわの杉の香り

今回使ったのは、埼玉・ときがわの杉です。

盟章建設の家づくりでも使っている、地元埼玉の木です。

杉をノコギリで切り始めると、会場の中に木の香りが広がります。

子どもたちは工作に夢中になっていますが、ときどき、「いい匂いがする」「木の匂いって気持ちいいね」なんて声も聞こえてきます。

普段の生活の中で、本物の木をノコギリで切ったり、その香りを感じたりする機会は、意外と少ないのかもしれません。

木工教室なので、何かをつくって持ち帰ることも楽しみのひとつ。

でも、それだけではなく、木に触れて、香りを感じて、硬さや柔らかさを知る。

そんな体験も持ち帰ってもらえたらと思っています。

できれば、こういう本物の素材に囲まれて暮らす気持ちよさにも、少し興味を持ってもらえたらうれしいですね。

今年も子どもたち、お父さん、お母さん、そして中学生のボランティアのみんなで、にぎやかな木工教室になりました。

毎年呼んでいただけるのもありがたいことです。

また来年、どんなものが出来上がるのか楽しみにしています。