白幡の家 さいたま市 自然素材の新築事例 土台敷き

新築さいたま市白幡の家

■概要
お客さまは、60代のご夫婦と息子さんの3人暮らしのご家族。
老後の暮らし方を模索していた時期に「60歳で家をつくる」勉強会に参加していただいた方です。
田舎暮らしや住み替えなどを検討した結果、「今の家を建て替える」という選択をされました。
60代ということもあり、これからのライフプランをファイナンシャルプランナーさんとともにしっかりと立てた上で、ご予算に合った設計を行って、老後の家づくりがスタートしました。

引き続き、さいたま市白幡の家の現場状況をお知らせします。
3月31日は土台敷きを行いました。

床下に配管を設置。
灰色が排水管、青がお水、ピンクがお湯の配管と色分けされています。

土台は蟻継ぎ、鎌継ぎで組んでいきます。
「鎌継ぎ」と「蟻継ぎ」の違いは、つなぎ部分の形状です。
蛇の鎌首のような形のものが「鎌」、蟻の頭のような形のものが「蟻」と呼ばれます。

板には「又ぬ又6」などの文字。
これは『番付』と呼ばれる座標軸で、大抵の場合縦方向には数字の「1、2、3〜」が、横方向は「いろはにほへと〜」が3尺(910mm)ピッチで記されていて、この『番付』に基づいて大工さんは細かく刻まれた材料を組み上げます。

そして、左手前のブルーシートは、足場を組む前に必ず敷きます。
作業中のゴミが地面に落ちても土と一帯にならず掃除をしやすくするため、また、現場がいつも整理整頓出来るようにするための準備です。

次回はいよいよ上棟です。
平面から立体になる瞬間!
ぜひご覧ください。