「的場の家」完成まで、あと少し

新築川越市的場の家

工事を進めてきた「的場の家」も、いよいよ完成が近づいてきました。

建物本体の工事はほぼ終わり、現在は外構工事を進めています。

先日は完了検査もありました。

建物については特に問題なし。ただ、敷地と道路の境界部分で、検査官からひとつ指摘がありました。

今回は、その対応も含めて、完成間近の「的場の家」の様子をご紹介します。

完了検査で、思わぬ指摘が

的場の家 完了検査後の境界部分

指摘があったのは、道路境界にあるL型側溝のところです。

お隣との境にある既存のブロック塀が、ほんの少しだけ道路側へ出ていました。

ブロックそのものというより、表面に塗られたモルタルの厚みの分だけ、三角形にちょこっと飛び出しているような状態です。

ほんのわずかな部分なのですが、検査では、「道路境界を越えていますね」ということに。

そこで、お施主さんとお隣の方に事情を説明し、越境している部分をカットさせていただきました。

補修後の写真を提出し、完了検査も無事OK。あとは補修した部分の塗装を仕上げれば、この部分も完了です。

家づくりは建物だけではなく、こうした既存の塀や道路との関係まで含めて、最後までいろいろありますね。

ポストは「配る人」の使いやすさから

的場の家 新しくつくっている門柱

こちらは、新しくつくっている門柱です。

当初は、ポスト・表札・インターホンなどが一体になった既製品の「機能門柱」を予定していました。

ところが、ご主人から、「ちょっと、それじゃないんだよね」というお話が。

そこで改めて相談して、ブロックを積んだ門柱にポストを埋め込み、表札とインターホンを取り付ける、昔ながらのつくりに変更しました。

なぜこちらを選んだのか。

実は、ご主人は退職後に新聞配達のお仕事をされています。ですからポストを見る目線も、私たちとはちょっと違います。「使う人」ではなく、「新聞や郵便物を入れる人」の目線なんですね。

縦型のポストなどは、配達する側からすると意外と入れにくいそうです。だったら、せっかく持ってきてくれる人が入れやすいものにしたい。そこで、A4サイズもすっと入る横型の埋め込みポストを選びました。

家づくりでは、住む人の使いやすさを考えるのが普通ですが、「届けてくれる人が使いやすいように」という発想は面白いですよね。

ご主人ならではのポスト選びになりました。

草は「まったく生えない」わけではありません

的場の家 防草シートと化粧砂利

建物と塀の間は、防草シートを敷いて、その上に化粧砂利を入れています。

普段ほとんど入らない場所なので、なるべく費用をかけず、きれいな状態を保ちやすい方法にしました。

「防草シートを敷けば、草は生えないんですか?」と聞かれることがありますが、残念ながら、まったく生えなくなるわけではありません。建物の基礎際やブロック際、配管まわりなどは、どうしてもシートに隙間ができます。

また、長い年月が経つと砂利の間に埃や土がたまり、そこへ飛んできた種から草が生えることもあります。

それでも、土のままにしておくのとはずいぶん違います。たまに家のまわりを歩いて、出てきた草をちょこっと抜く。そのくらいで管理できれば、ずいぶん楽だと思います。

家は建てたら終わりではなく、外まわりも含めて少しずつ手を入れていくものですからね。

庭も、自分たちで管理できるくらいに

アプローチはコンクリートで仕上げています。

こちらのお宅は車を持たないので、駐車場というより、自転車を置いたり玄関まで歩いたりするためのスペースです。

隣地との境には少し土の部分を残し、水はけを確保しながら、ちょっとした草花も植えられるようにしました。

奥には、小さなお庭として使えるスペースも残しています。

リビングから見える場所なのですが、お隣のお庭がとてもきれいに手入れされているので、そこも少し借景として楽しませてもらえそうです。

もともとは正面に数本の木が植えられていましたが、今回はすべて撤去しました。新しく大きな木を植える予定もありません。これから年齢を重ねていくことも考えて、「自分たちで無理なく手入れできるくらいに」という考え方です。

草花を植えるのか、小さな樹木を植えるのか。そこは暮らし始めてから、お二人で少しずつ楽しんでもらえればと思います。

いよいよ見学会です

外構が仕上がり、エアコンやカーテンも入りました。

これでようやく、実際の暮らしに近い状態で「的場の家」を見ていただけるところまで来ました。

9月12日・13日の2日間、住まいるぱるの見学会を予定しています。

完全予約制で、両日とも時間を分けてご案内する予定です。

これまでブログでは、構造、断熱、造作、漆喰、キッチンなど、工事途中の様子を何度かご紹介してきました。それらが全部つながって、ひとつの家になりました。

ブログで工事を追いかけていただいた方にも、ぜひ完成した「的場の家」を見ていただけたらと思います。