毎月第3土曜日に開催している「焚き火の会」。
いつもは、参加者それぞれが自由に火を囲み、思い思いの時間を過ごす会ですが、年に何度かは“ちょっと特別な会”になります。
今回(4月19日)はその特別バージョン。
南極観測第54次越冬隊として実際に南極に行った中山さんに、「南極の話」を語ってもらいました。
■ 南極の話、3度目の開催
中山さんのお話は、今回でなんと3回目。
そもそもの始まりは、焚き火の会に参加していた小学生の女の子の「オーロラの動画ないの?」という素朴なひと言。
それに応えて、中山さんがユーチューブのオーロラ映像をプロジェクターで映してくれたのが、最初の“南極会”でした。
その後、「ちゃんと聞きたい!」という声に応えてスライドまで用意してくれての第2回。
今回は、前回来られなかった方や、もう一度聞きたいという方からのリクエストで、第3回が実現しました。
■ 焚き火を囲んで、気張らない南極トーク
焚き火の会らしく、かしこまらず、質問も自然な会話の延長で飛び交います。
みんなで火を囲みながら、南極の生活、風景、エピソードを共有する。
3回目でも「また新しい発見があった!」と、皆さん楽しんでいました。
ただ、この日は気温28℃。
「ちょっと南極の話を聞くには暑すぎたね(笑)」なんて冗談も飛び出すほどの陽気でした。
■ タケノコの味、春の味
この日のもうひとつの主役は、朝どりのタケノコ。
直売所で買ってきたものを、味噌と醤油で味つけして、銀紙に包んでじっくりと火にかけます。
少し育ちすぎていて歯に筋が挟まる場面もありましたが(笑)、春の味をしっかり堪能しました。
■ 熾火を囲んで、また来月
焚き火の最後は、静かに燃える熾火(おきび)を眺めながら、語らいの時間。
この雰囲気があるから、来てくれるのかもしれませんね。
5月の焚き火の会はいつも通りのスタイルで。
そして、6月は北海道・留萌(るもい)市の食材を使ったバーベキューを予定しています!
どうぞ、お楽しみに。