東大宮の家 外壁処理リフォーム事例

リフォームさいたま市東大宮の家

■リフォーム概要

今回お伺いしたのは、東大宮にある築20年弱前に盟章建設が建てさせていただいたお宅です。
1回目のメンテナンスが時間の経過とともに順調に行われ、劣化もひどくなかったため、今回のタイミングで外装メンテナンスを実施いたしました。

今回のメインは天窓2箇所です。

20年経つと天窓の気密部材など劣化が進んでしまうものもあり、雨が漏れる現象が発生してしまうことがあります。また、天候によって漏れ具合が変わることがあり、定期的なメンテナンスが必要になります。 屋根の上での作業となるため、足場を組む必要があり、外壁の塗装と一緒にメンテナンスを行うことで費用の面でもお得であり、お客様にとっても手間を減らすことができるため、まとめて実施することにしました。

外壁の処理に関して、サイディング目地とサッシ周りのシーリングを打ち直しました。
元々はサイディングのパターンに合わせてグレー系のシーリングが使われていましたが、今回はあえて白いシーリングを打つことで、作業の内容がわかるようにしています。塗装後には塗料で隠れてしまいますので色違いが気になることは有りません。お客様にははっきりと修繕されたことをご理解いただけると思います。

天窓のメンテナンスでは、専門のメーカーであるベルックスの職人さんが対応してくれました。ベルックスはドイツの天窓メーカーでシェアNo.1であり、信頼性が高いとされています。

天窓を設置する理由は主に2つあります。

①部屋の内部が暗くなるのを防ぐため、明るさを確保します。 室内を明るくし、心地よい空間を作り出すために天窓が利用されます。

②煙突効果を利用し、室内から空気を抜いて上昇気流を生み出すための役割もあります。これによって換気効果が向上し、室内の空気が新鮮に保たれることが期待されます。
上昇気流を確立するためには、天窓は開閉が可能であることが重要です。天窓は開けたり閉めたりできる構造となっており、この機能によって空気の流れを調整することができます。

『日射が入らないように北側につけるのが大原則。』

上記の通り、天窓を設置する際には方角も考慮されます。
南面に天窓を設けると、暖かい空気や熱が室内に取り込まれてしまうため、冷暖房の効率が悪くなる可能性があります。
一方で、北面に天窓を配置することで、直射日光を避けつつ自然な光を取り入れることができます。このように、天窓の方角は効果的な利用を考える上で重要な指針となります。

屋根に穴を開けて窓を設置するため、雨漏りのリスクがあり、定期的なメンテナンスが必要です。

こちらは作業風景です。

仕上がり後の様子です。

汚れやビス頭のシーリング、板金の重なり具合が綺麗に整えられています。メンテナンス費用はかかりますが、仕上がりの品質を向上させるために大切な作業です。

塗料にはソフトリカバリーという外壁下地処理材を使用し、細いクラックに対処しています。細いクラックに対しては目地処理をしても逆に目立ってしまうことがあるため、弾性の下地処理材を使うことで問題を解決しています。

ここで使用した材料をご紹介。

塗料です。
ソフトリカバリーは外壁下地処理材。
外壁にクラック(割れ目)が入る。細いクラックは上から目地処理をしてもかえって目立ってしまうことがある。弾性の下地塗料を使って細いクラックを対処している。

外壁仕上げ材です。特徴が前の写真に書かれている。

樋、霧除けに使う材です。

外壁下地処理材です。
見えない部分でする処理で将来の状態が変わるので必須ですね。


本日の作業は無事完了です。
携わってくれた皆さん、お疲れ様でした。

この度はご依頼ありがとうございました。