泉の家 桶川市 リフォーム事例 内部工事

リフォーム桶川市泉の家

■リフォームの概要
埼玉いえまち再生会議、JBNでお世話になっているARU田口設計工房の田口さんよりお声がけいただいて、泉の家のリフォームに携わることとなりました。
リフォーム内容は、お客様のお母様の退院に合わせて、ご実家をバリアフリーを備えた改修工事をしたいとのこと。
2月中の完成を目処に、リフォーム工事を進めていきます。

今回は、2月上旬に行なった内部工事の様子をご紹介いたします。

解体後、工事に向けて2月1日(火)に設備関係の打ち合わせを現場で行いました。

右から田口さん、水道屋の石川さん、電気屋の坂口さん、根本さん。

2月2日(水)より打ち合わせに基づいて工事に移ります。
まずはトイレの配管から。

トイレスペースには洋式便座、男子用小便器、手洗いがあり、今回のリフォームで男子用小便器は無くすので、その配管は撤去してしまいます。
その他は、現行に合うように配管し直します。

合わせて外配管を確認すると、昔ながらの鉄製で傷みが見受けられたので、塩ビ配管に変えました。

続いて、床下点検口兼収納庫。

断熱性を高めるために、床下には発泡ウレタンを吹き付けます。

また、収納庫自体も断熱タイプのものに入れ替える必要があります。

収納庫の素材はプラスチックですが、蓋部分には断熱補強がなされています。
よって、床面の断熱層は途切れることなく、床面全体が断熱空間の対象となります。

続いて、洗面所の天井周りの工事です。

廻り縁を外しています。
奥はお風呂ですが、お母様はこちらのご自宅でお風呂は入らないとのことなので、今回は手はつけません。

そして、リビングではエアコン用コンセントを改修中。

既存の電線や照明、コンセントの位置などを今回の工事に合うように撤去・増設・移動をし、傷んでいる部分は修復します。

最後は、和室の床を復旧する前の下地作りです。

床下は、基礎の上に土台、土台に渡すように大引き(写真では縦の角材)がかけられ、その上に根太(写真では奥のベニヤ板の下にある横の角材)、根太の上に下地合板、仕上げ床材、という順番で組み上げられています。

足元が不安定だと他の工事もしにくいので、先に安定させてしまいます。

おまけとして、泉の家でこんなものを発見しました。

自動拡散型液体消火器 ボンペット。
火事が発生した際にボンペットを火に投げつけると入れ物のガラスが割れて中の薬剤が流れ出て消火をする、という昔懐かしの簡易型消火器です。
備えあれば憂いなしです…!

2月中の完成に向けて、日々工事は進んでいますので、今後も随時ブログにて状況をお伝えいたします。