小堤の家 川越市 新築事例 完成報告

新築川越市小堤の家

■概要
盟章建設のメイン大工である鈴木さんがご自宅を建てられるとのことで、今回は請負として携わらせていただくこととなりました。
鈴木さん自身が大工さんなので、こだわりがたっぷり詰まった住まいになる予感がしています。

今年の4月よりブログにてご紹介させていただいた小堤の家が遂に完成しました!
10月19日(水)に撮影に行ってきましたので、一部ではありますがご紹介いたします。

こちらは洗面所。

洗面化粧台は、メーカーさんから販売されている洗面器と化粧台がセットになったものが使われるのが一般的。
しかし、小堤の家では造作のカウンターに洗面器を置いた形となっています。
やはり大工さんの家なだけあって、こだわりが感じられますね。
ちなみに、後日窓前には引き戸が設置され鏡が貼られます。

正面の壁が若干湾曲していることに気付きましたか?
どんな用途で使われるのか…内部を見てみましょう。

鈴木さん曰く「お籠り部屋」。
読書や一人で過ごしたい時に使うスペースなのだとか。
雪で作る「かまくら」をイメージして作り、土壁で仕上げています。

階段は前回の記事でもご紹介したように、壁から鋳物の受けを出して踏板を乗せている片持ち階段です。

手すりも鋳物作家さんに作っていただいたもの。
こうして使用する素材は木ばかりではなく、異素材を取り入れることで木の良さが一層引き立ちますよね。

吹き抜け部分の手すりも階段から連続しています。

1Fのお手洗いは落ち着いた雰囲気に。

「窓がないトイレなので、いっそのことダークな雰囲気で落ち着いた空間にしよう!」ということで話がまとまり、壁は暗めの色、カウンターの木の色やボールの色で個性を出しました。

随所にこだわりが感じられるのは、やはり大工さんの家ならではですね。
約半年、進捗をブログにてご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
今後も現場について綴っていきますので、ご覧いただけますと幸いです。

P.S.鈴木さん、今後ともよろしくお願いいたします!