小堤の家 川越市 新築事例 着工前確認

新築川越市小堤の家

■概要
盟章建設のメイン大工である鈴木さんがご自宅を建てられるとのことで、今回は請負として携わらせていただくこととなりました。
鈴木さん自身が大工さんなので、こだわりがたっぷり詰まった住まいになる予感がしています。

4月18日(月)は、着工前の確認へ現地へ伺いました。

近年の木造建築のほとんどの建物がプレカット工法で建てられていますが、小堤の家は大工さん(今回は建て主さんでもあります)が手刻みで建てます。
プレカット工法とは、工場でコンピュータと機械を使って一気に加工する工法のことで短時間で高精度な加工ができる反面、大工さんの伝統技術の継承ができないことが大きなデメリットだと言えます。
対して手刻みとは、用途によって木材を選別したり、捩れや曲がり、歪みを調整しながら一本一本の材料に墨付け、ノコギリやノミを使って手作業で加工を行うことで、大工さんの伝統技術の継承のためになくてはならない大切な技術なんです。
プレカット工法と比べると手間も時間もかかるので、どうしてもコスト面がやや高くなってしまいます…。
でも我々としては、せっかく家を建てるなら見えない部分までしっかりと気を配りたい!大工さんの技術を継承していきたい!
そんな思いを理解してくれるお客様がいなくなってしまうと、大工の伝統技術の継承は成り立たない…というジレンマに悩まされる日々です。

と少し話がそれましたが、これより小堤の家の状況を随時アップしてまいりますので、竣工を乞うご期待くださいね!