南区別所の家 さいたま市 リフォーム事例 屋根工事

リフォームさいたま市南区別所の家

■リフォームの概要
私が理事を務めています(一社)埼玉いえ・まち再生会議へ「雨漏り被害」のご相談をいただきました。
築30年以上の住まいで、以前から雨漏りがしていて建てた会社に修繕してもらったけど改善されないとのことです。

2月3日(金)から屋根工事がスタートしました。

棟は剥がし終えていますが、工事前の屋根は傷みが見られます。

屋根にルーフィング(防水シート)を張り、軒先を伸ばすために板金で納めました。

雨水が正常に樋に流れるよう細工を施し、ガルバリウム屋根をカバー工法で増し葺きしました。

棟は未完成です。

棟も完成。

コロニアル屋根に比べて、定期的な塗装のメンテンスも必要ありません。
雨仕舞いも改善され、これで大屋根部分は仕上がりました。

壁と屋根の取り合い部分にプライマーを塗ってシール処理をしました。

シール処理が終わりました。

写真左側は傷んで波打っていた霧除け庇をバラして、仮養生の状態です。
納まりがよろしくなかった竪樋は無くし、写真奥に向かって水が流れるようにルートを変更しました。
また、1F軒樋も手前側に勾配を取り直して中間部分で樋が重ならないようにしています。
デザインも大切ですが、不必要な事故は未然に防ぎたいものです。
雨仕舞いはシンプルにすることで雨漏りのリスクは減らせます。

次回から庇部分の作り替えと外壁塗装関係に移ります。
南区別所の家の工事進捗はまたご報告いたします。