6月26日、上尾市主催の「暑くなる前に!夏対策」というセミナーが開催されました。
盟章建設も参加している「さいたま断熱改修会議」では、上尾市と連携しながら、住まいの断熱や健康について考えるセミナーを定期的に行っています。
主催は上尾市の環境政策課ゼロカーボン推進室。
夏と冬、それぞれの季節に合わせた内容で開催されていて、今回は2026年の夏バージョンです
当日は天候の影響もあって若干欠席された方もいましたが、20名以上の方が参加されました。さいたま断熱改修会議のメンバーなど関係者も20名以上集まり、会場全体では50名近い規模になりました。

まずは、上尾市のゼロカーボン推進室からご挨拶。
今回のテーマは「夏の暑さ」です。
埼玉の夏が暑いというのは、今さら説明するまでもないかもしれません。
毎年のように猛暑日が続き、「暑いですね」で済ませられない暑さになっています。
特に気をつけなければならないのが、室内での熱中症です。
暑さを「健康」の面から考える

上尾市の保健師さんから、熱中症とその予防についてお話しいただきました。
熱中症とは、そもそもどのような状態なのか。
どんな症状が出るのか。
そして、どうすれば防ぐことができるのか。
特に高齢になると、自分では暑さをそれほど感じていなくても、知らないうちに身体に負担がかかっていることがあります。
私たち工務店は、どうしても「断熱性能を上げましょう」「窓を改修しましょう」と、建物側から話をしがちです。
でも今回は、健康を守る立場の保健師さんからお話しいただきました。
住まいの暑さが単なる「快適・不快」の問題ではなく、健康や命にも関わることだと、改めて考える機会になったと思います。参加された皆さんも、熱心に耳を傾けていました。
断熱は、夏の暑さ対策にも

続いて、さいたま断熱改修会議の佐竹さんから、住まいの断熱についてのお話です。
「断熱」という言葉から、冬の寒さ対策をイメージする方も多いと思います。
もちろん冬は大切ですが、断熱は夏にも効きます。
外の熱をできるだけ家の中に入れない。そして、エアコンで冷やした空気を外へ逃がしにくくする。
夏の暑さ対策と冬の寒さ対策は、実は同じ断熱という考え方の表と裏なんですね。
今回は、断熱改修に利用できる補助金についても紹介がありました。
セミナー終了後には、その場でご自宅について相談される方もいて、さいたま断熱改修会議のメンバーがそれぞれお話を伺いました。
こうして実際の住まいの改善につながっていくのは、活動を続けている私たちにとってもうれしいことです。
さいたま断熱改修会議で学んできたこと
盟章建設は、さいたま断熱改修会議ができる前の段階から、この活動に参加しています。
いろいろな工務店や設計者の皆さんと一緒に勉強し、お互いの現場を見たり、見てもらったり。
私たち自身も、そうしたやり取りのなかで多くのことを学んできました。
今の時代、新築住宅の性能を高めることは、以前ほど特殊なことではなくなってきました。
きちんと計画して、きちんと施工する。そうすれば、高い断熱性能を持った家をつくることができます。
これから大切なのは「今ある家」
むしろ難しいのは、今ある家をどう良くしていくかです。
リフォームやリノベーションでは、建物の年代も構造も、それまでの使われ方も一軒一軒違います。
予算もありますし、家全体を一度に改修できるとは限りません。
でも、日本にある住宅を全部壊して、性能の高い新築住宅に建て替えるわけにはいきません。
だからこそ、今ある家を生かしながら少しずつ性能を上げていくことが、これからますます大切になると思っています。
家全体が難しければ、普段長く過ごすリビングや寝室だけでもいい。
寒さや暑さの影響を受けやすい窓だけでもいい。
できるところから一つずつ良くしていく。
一軒一軒は小さな取り組みかもしれませんが、それを積み重ねることが、地域全体の住環境を良くしていくことにつながります。
盟章建設も、皆さんが夏も冬も安心して、気持ちよく暮らせる家にしていくお手伝いを続けていきたいと思います。
