白幡の家 さいたま市 自然素材の新築事例 左官工事

新築さいたま市白幡の家

■概要
お客さまは、60代のご夫婦と息子さんの3人暮らしのご家族。
老後の暮らし方を模索していた時期に「60歳で家をつくる」勉強会に参加していただいた方です。
田舎暮らしや住み替えなどを検討した結果、「今の家を建て替える」という選択をされました。
60代ということもあり、これからのライフプランをファイナンシャルプランナーさんとともにしっかりと立てた上で、ご予算に合った設計を行って、老後の家づくりがスタートしました。

5月28日(金)は、さいたま市白幡の家の木工事と左官工事の確認を行いました。
前記事では木工事の様子をお伝えしたので、今回は左官工事の様子をお伝えします。

先日外壁にラス下地を張りましたので、その上からモルタルを塗っています。

サイディングで外壁を仕上げるのが一般的で、現在では左官仕上げは少なくなってきています。
左官の魅力って、職人さんの腕前によって様々な壁の表情を生み出せることにあると思います。
この表情はサイディングや他の外壁材では出せないんですよね。

ファイバーメッシュをモルタル上から張ります。

モルタル表面のひび割れ(クラック)を発生しにくくするために、ファイバーメッシュを張ります。
モルタルの原料は、セメント、水、砂で、水が抜けると収縮して割れたりするイメージを持たれることが多いです。
しかし今では、ひび割れしにくいような素材や配合が見直され、軽量化される配合になっているため、ひび割れは出にくくなっています。

モルタルが乾く前に、ファイバーメッシュをなじませます。

この作業はモルタルを塗った全ての場所に行います。
角はひび割れしやすいので、増し張り処置を施しました。

盟章建設では外壁の仕上げは左官が標準仕様です。
左官はサイディングよりも変化に富んだ表情が出せ、メンテナンスのスパンも長め。
イニシャルコストだけを考えると高い印象を持たれますが、長期的に考えると実は安かったりします。

今後もさいたま市白幡の家の状況を随時お知らせしていきます。