年度が明けると、業界団体の総会シーズンがやってきます。
盟章建設が所属している「さいたま断熱改修会議」と「さいたま家づくりネットワーク」も、それぞれ総会を開催。今回はその様子を少しだけご紹介します。
■ さいたま断熱改修会議 総会(4月17日)
会場は福井コンピューターの会議室。
まずは議長・事務局長のあいさつに続き、「evoltz(エヴォルツ)」という制振装置を企画・開発している早川さんの基調講演がありました。
今年度の法改正にどう対応するか。まだ線引きが曖昧な中、早川さんは現場目線で事例とQAを交えて、とてもわかりやすく話してくださいました。
“教科書通りにはいかない”ところが、リアルで勉強になります。
続いて、獅子倉さんの活動報告。
今回は、平屋の賃貸で建て替えができない、いわゆる“道路付けなし”物件のスケルトン改修事例の相談対応についてのお話でした。断熱改修が必要なのは、何も新築だけじゃないという現実を改めて実感。
さらに、蓜島工業の蓜島社長からは、パッシブハウスの歴史やドイツ・アメリカでの動向についての解説も。
こうした視点も交えながら、会の活動が進んでいくのはとても頼もしいです。
ちなみに、さいたま断熱改修会議では、小学校での断熱ワークショップにも取り組んでいます。
下記の記事もぜひお読みください:あついぜ さいたま! 芝川小・遮熱フェス2022
■ さいたま家づくりネットワーク 総会(4月23日)
こちらも総会ラッシュの一つ。
まずは事務局・桝徳の星野さんのご挨拶からスタート。
創業120周年という節目の年。歴史への感謝とこれからの展望を語っていただきました。星野さんは本当に、縁の下の力持ち。あらためてその存在感を感じました。
続いて登場した橋本会長。
まさかの冒頭トークが「自宅前で起きたニュース級の出来事」の話。
インパクト強すぎて、正直それしか覚えてません(笑)。
その後の基調講演は、HEAT20委員会の布井さん。
広い視野から、現場にも行政にも偏らない、やわらかくて深みのあるお話しでした。
えーとかあーとかが一切ない、聞きやすい話し方。さすがです。
締めは、懇親会!場所は大宮の塚田農場。
佐藤工務店の佐藤さんのごあいさつで和やかにスタート。
総会にはなんとオブザーバー含め100名近い参加者が集まりました。
ネットワークの裾野は、確実に広がっています。
来年の懇親会は、もしかしたら立食じゃないと入りきらないかも…なんて声も。楽しみですね。
盟章建設は、これからもこうした地域の仲間たちと一緒に、住まいづくりの未来を見つめていきます。
断熱も、耐震も、省エネも。大切なのは、ひとりじゃなくて、みんなで進むことだと思います。